他人のバイクは勝手に触ってはいけない

許可なく他の人のバイクを触るのは駄目

自分がバイクに乗っていると、他の人が持っているバイクも気になることはよくあります。
自分が憧れているバイクや格好良いバイクを見かけると、つい触りたくなってしまうことがあるかもしれません。
人によってはこの気持ちを抑えることなく気軽に触れてしまうことがありますが、実はこれはやってはいけない行為です。

所有者の許可を得ることなく他人のバイクを触るのは、タブーです。
あまり知識がないと、まあ大丈夫だろうと考えてバイクを触ってしまうことがあります。
しかし場合によってはトラブルに巻き込まれてしまう可能性もあるため、気をつける必要があります。

他人のバイクに触れることで起こり得るトラブルを考えておく

では、他人のバイクに触ることで、どのようなトラブルが考えられるでしょうか。
起こり得ることの1つとして、盗難と間違えられてしまうというケースがあります。

鍵を壊そうとしてるんじゃないか、レッカーに繋ごうとしているんじゃないかなど、その場面を見つけた所有者は不安や怒りで冷静になれなくなる場合もあります。
いくら「格好良かったから」などと言っても、無断で触っている以上、盗難と思いこまれれば言い訳はできません。

また、バイクに触れることによって思いがけず傷などをつけてしまうこともあり得ます。
触っていたらバイクが転倒してしまい、車体などに傷がついてしまったという例は意外とあるものです。
バイクは二輪車で、モデルによっては少し不安定なものもあります。
さらにバイクを立てておくスタンドは、経年によって劣化することもあります。
もし触ったバイクのスタンドが少し不安定で転倒しやすい場合、何かの拍子で倒れてしまうことはあります。
そのため、不用意に触らず「良いな」と思ったバイクは遠目に眺める位にしておくほうが無難です。

相手の許可を得てバイクを触らせてもらう

誰かのバイクを許可なく触ることは、トラブルの元になります。
そのため必ず、相手の許可を得てバイクを触らせてもらうことが大切です。

「かっこいいバイクに乗っていますね。少し触らせてもらってもいいですか」のように断ってからバイクに触れれば、トラブルを防ぐことができます。
また、このように言われたライダーは、嬉しい気持ちにもなるはずです。
仲間同士のバイクであっても、このように少し断ることは大切です。
友達だから良いだろうと考えていても、バイクを傷つけてしまったら、その関係にも傷がついてしまいます。

ライダーにとってバイクはまさに愛車ですから、きちんとマナーを守って楽しむようにすることが大切です。
逆に言えば、こうした常識などを押さえた上で他のライダーとも接するようにすれば、あなたのバイクライフはさらに充実したものになるはずです。

その気はなくてもあおり運転とされてしまう運転について

あおり運転には定義があり、理解しておくことが大切

注目されるようになってきている運転に、「あおり運転」があります。
最近はさまざまなところで注意喚起を見かけるようになりましたが、自分が意識しない間に行ってしまったということもあります。

これを防ぐには、あおり運転の定義について知っておく必要があります。
普段の生活では、あまりさまざまな言葉の定義について考えることはないかもしれません。
しかしあおり運転については、自分が気づかずにしてしまっていることがあるため、きちんと定義を理解しておく必要があるのです。
バイクは楽しく乗るものですが、あおり運転をしてしまい相手に訴えられたりなどしてしまうと、その楽しさは一気に失われてしまいます。

あおり運転の定義とは、前方の車との車間距離を必要以上に詰めたり、スピードを遅くしたりして後方の車に迷惑をかけるなどして走行する運転のことを指します。
基礎知識として、まずはこのことを理解しておきましょう。

ライダーがついてしまいがちなあおり運転の行動

ライダーは自分でする気がなくても、あおり運転をしてしまっていることがあります。
よくしてしまいがちな行動として、前方の車との車間距離を詰めるということが挙げられます。

ライダーにとって、バイクでスピードを出して走るのは爽快で気持ち良いものです。
空いている場所であれば問題ありませんが、道路状況が混雑している場合、思うようにスピードを出せない場合があります。

こうしたとき、人によってはついイライラしてしまい、前方に走っている車との車間距離を必要以上に詰めてしまうことがあります。
少しの時間であれば大丈夫ですが、長時間、長距離にわたってこの行動を続けていると、あおり運転と見なされてしまいます。

また、人によってどのような運転をあおり運転と感じるかは違います。
自分ではこれくらいなら大丈夫だろうと考えていても、される相手にとっては恐怖を感じることがあります。
そのため、常に周囲のことを考えて運転をする必要があります。

あおり運転を防ぐために必要なのは、おおらかな心

あおり運転をどのようにすれば防げるか、日ごろから考えておくことは大切です。
相手からあおられるのは仕方ありませんが、自分がしないようにするために必要なこととして、おおらかな心が挙げられます。

気持ちに余裕があれば、相手との車間距離を保って走行することができます。
心の余裕を生むには、相手の運転技術を考えるだけでなく、待ち合わせなどの時間より早めに自宅を出るなどの行動も効果的です。
時間に余裕を持って出ることで、急ぐ気持ちを抑えることができます。
このようにさまざまな行動であおり運転を防ぐことができるため、自分自身を振り返って何ができるかどうかを考えてみるのはおすすめです。

正しい急ブレーキのかけ方

急ブレーキにも正しい方法がある

バイクで走行しているときにアクセルとブレーキを使い分けることは大切ですが、ときには急ブレーキが必要な場合もあります。
例えば車が急に飛び出してきたときやカーブを曲がり切ったところに車の渋滞ができていたりすると、ブレーキを強くかけないといけません。

急ブレーキは文字通り慌ててかけることが多いためつい雑に減速してしまいがちですが、正しい方法があるため理解しておくことが大切です。

急ブレーキ時には、体勢を安定させることが大切

ブレーキを突然かけると、バイクの車体も傾きやすくなります。
晴れの日はまだ良いですが、雨の日に大きく速度を落とすとスリップの原因になってしまうことがあります。
そのため、なるべく大勢を安定させてバランスを保つことが大切です。

ブレーキを強くかけるときは、「ニーグリップ」という姿勢が効果的です。
ニーグリップでは下半身を安定させることができるため、車体も傾きすぎることがなくなります。
その結果、転倒を防ぐことができます。

バイクの事故は転倒によって引き起こされることが多く、後ろの車が続いて衝突することで更なるトラブルに繋がる可能性もあります。
そのためニーグリップをできるようにしておくことは、安全な走行をする上で非常に大切なことと言えます。

この姿勢をとるための手順は、まずバイクのタンクを太ももと膝を使って挟みます。
このとき、股にしっかりと力を入れるようにして、タンクを下半身でぎゅっと締め付けましょう。
これによって下半身が安定するようになり、ブレにくくなります。

こうすると急ブレーキをかけても体が大きく振れることがなく、車体が安定しやすくなります。

また、このとき下半身だけでなく、上半身もしっかり使うとさらに効果的です。
腹筋と背筋を使い、あまり前傾姿勢にならないように気をつけます。
必要以上に前かがみになってしまうと自分の体が前に振り出されてしまう可能性もあるため、なるべく重心を後ろに保つほうが良いのです。

さらに指のかけ方にも注意しましょう。
ブレーキレバーを握るときに指をしっかりかけることで、急ブレーキをかけてもハンドルに力を入れやすくなります。
以上の点に気をつけることで、突然のブレーキでも動じることなく対処できるはずです。

バイク用のブレーキシステムとは

急ブレーキ時の安全性を高める機能として、最近のバイクはABSが搭載されています。
ABSは「アンチロックブレーキシステム」の略で、車では一般的になっています。

これによって強く減速したときでもタイヤのロックを防ぐことができるため、理解しておきましょう。
もし古いバイクでABSが搭載されていない場合、買い替えを検討するのもひとつの方法です。

危険走行とは

ルールを守った走行を

バイクに乗る楽しみの1つに、スピードに乗って爽快に風を切って走ることが挙げられます。
もっとも、バイクはライダーの身1つで乗る道具である以上、安全走行のマナーを守ることは何といっても不可欠です。
ジグザグ運転や制限速度を超えた危険走行をしてはならないのはもちろんのことですが、周囲が怖いと思う走りや、自分自身や同乗者の身の安全に危険を及ぼすような走り方は禁物です。

もっとも、自分自身では安全を心がけているつもりでも、実は危険走行をしていることがあります。
基本の基をしっかり守り、安全で快適な走りを目指しましょう。

夕方少しでも暗くなったり、雨が降ったり曇ったら、すぐにライトを点灯することが必要です。
極当然のことでありながら、ライダーはもちろん、自転車や車でも怠っている場合が多く、お互いのまだ大丈夫という油断が大きな事故につながってしまいます。
当然のルールは当然として習慣づけましょう。

スピー調整に気をつけて

また、気持ちよく走っているとやりがちなのが、減速を怠ることです。
住宅地や市街地では、どこから人が飛び出してくるか、自転車が突進してくるかも分かりません。
いつでも止まれるよう、スピードを落として走ることが大切です。
人影や自転車が走っていないからと、狭い道や住宅街や学校の通学路などで、いつものスピードで走ること自体、危険走行といわれてしまうでしょう。

特に市街地の交差点で、直進する際の減速は忘れないよう実施しましょう。
仮に対向車が右折待ちをしていなかったとしても、速度を控えて、前後のブレーキをいつでもかけられる状態で徐行運転で通過するのが基本となります。
なぜなら、対向車だけでなく、歩行者や自転車が飛び出してくる可能性があるからです。
特に小さな子供の自転車などは、どんな動きをするか分からず危険がいっぱいです。

一般道を快適に走行している場合でも、知らず知らずにうちにイン側に向かってきている場合は、ペースオーバーの可能性があります。
逆にコーナーを曲がる際に、外に膨らんでしまい、ガードレールに極めて近い距離に接近したり、逆にセンターラインを割ってしまう場合もペースが上がり過ぎ、危険走行の可能性があります。
自分のペースをコントロールできない状況になっていないか、常にバイクと呼吸を合わせ、周囲に迷惑や恐怖を与えない走行を心がけましょう。

高速道路における危険走行は、車間距離の詰め過ぎ、ラインムラ、速度ムラが挙げらえます。
これらに注意し、常に一定間隔、一定速度で直線をビシッと走ることがバイク乗りのマナーです。

夜間走行の際の騒音には注意を

マナー違反が増えている

バイクを通勤やレジャー、ツーリングなどに使用している人も多いと思います。
バイクはクルマと比べると燃費がかなり良いので、通勤にバイクを使うことでガソリン代をかなり浮かせることができますし、レジャーやツーリングなどでは風を感じて走ることのできる爽快感はとても魅力的なものです。

しかしながら、最近はバイクを乗っている人のマナーが問題となることが多くなっています。

身近なところでは原付の2段階右折の違反があります。
交差点で普通に右折していく原付をよく見かけますが、クルマを運転している者からすると非常に迷惑な行為です。
もしも自分の車の近くにチョロチョロと出てきて、いきなり右折されてクルマにちょっとでも触れてしまったら、原付なんて簡単に吹っ飛んでしまいますから、こちらとしても冷や冷やものです。

バイクと騒音

また、バイクマナーというと騒音問題は切っても切り離せないでしょう。

夜遅い時間帯にバイクが大きな音を立てて走っているために、せっかく眠りについたにもかかわらず起こされてしまったりすることがありますし、赤ちゃんのいる家庭ではバイクの音に赤ちゃんがびっくりして泣きだしてしまうといったこともあるでしょう。

バイクのエンジン音というのは実際に運転している人にとってはそれほどでもないように感じるかもしれませんが、普通に生活している人にとってはかなり大きな音で、迷惑に感じる人も多くいます。

そして、バイクというのは小回りがきく分、小さな路地などにも簡単に入り込んでくることができるため、住宅のすぐ傍らを走行することができます。
そういったことから騒音がより大きな問題となりやすいのです。

そして、よくいるのがバイクのエンジンを空吹かしにしている運転手です。
本人はエンジンを暖めるためだとか、エンジンの掛かり具合を確かめるために特に何も考えずに習慣的に空吹かししているのかもしれませんが、家の前でそんなことをやられたら非常に迷惑がかかるということを少しは意識するべきでしょう。
実際、空吹かしが迷惑だと警察に通報する事例も増えています。

バイクではツーリングを楽しむ人も多いと思いますが、ツーリングでもマナーは大切です。
一般的にツーリングは山道など人の少ない場所を走るのでそれほど問題になることはないですが、ツーリングに出かけるために深夜や早朝に家を出ることがあるでしょう。
そのようなときに周りの住宅に迷惑がかかることがあります。
ツーリングに使用するバイクは比較的大型の車両が多いため、騒音もかなり大きなものとなります。

もしも、自宅を深夜や早朝の時間帯に出るという場合には大きな通りに出てからエンジンをかけるなど、気を使うことも必要になってくるでしょう。

バイク乗りのマナー

バイクのマナー

バイクに乗っている人がまず気をつけなければならないことは、近所迷惑にならないようにすることです。

バイクの音は普段乗っていない、興味がない人にとってはかなりうるさく感じてしまうものです。
このため、所構わずエンジンをふかしてしまいますと、近隣トラブルにまで発展しかねないこともあります。
ライダーにはツーリングを楽しむ人が多いですが、この時も朝早く出発して、帰宅も遅くなるといったことも決して珍しいことではありません。

バイクに乗っている人が近隣トラブルを起こさないようにするためには、自分の住んでいる場所のことをよく考えなければなりません。
特に、周囲に住宅が密集している住宅地に住んでいる場合は、家の前でバイクのエンジンをかけるのは避けた方が無難です。
住宅地に住んでいるライダーは、近所の家から数百メートル離れた場所でエンジンをかけるようにするとよいでしょう。

ただし、近所に防音性能が高いマンションのある場合や、排気量の低いバイクに乗っているライダーの場合は、これほどの配慮をしなくてもすむ場合もあります。
バイクの音がうるさくないかどうしても気になる場合は、近所の人にうるさくないか直接聞いてみるのも良い方法です。

すり抜けにも注意

バイクに乗っていると、車が渋滞しているときでも車の間をすいすいと抜いていけるという特権が味わえますが、
車の間をバイクですり抜けるときにも交通ルールを遵守し、マナーを守った運転を心がけるようにしなければなりません。
バイクで車の間をすり抜けていくという行為は、車を追い越していくことと同じと見なされています。

このため、すり抜けの仕方によっては交通違反になってしまうことがあります。
バイクで車の間をすり抜けるときには、必ず右側から追い越しをしなければならない、
他の車が道路の真ん中か右側に寄って走っているときは、左側から追い越しをしなければならないと道路交通法に定められているのです。
道路交通法では交差点でバイクがすり抜けをすることは合法となっていますが、交差点で右側から追い越しをすることや、
走行中の車の左側をバイクですり抜けることは交通違反とみなされてしまいます。

また、車が渋滞をしている左側をすり抜けていくことも違反行為です。
二車線以上ある道路のセンターラインの上を走りながらすり抜けていくという行為も当然ながら違法となります。
二車線以上の道路をバイクで走る場合は、二車線の間を車を追い越しながら走っていくとよいでしょう。

車間距離にまつわるバイク乗りのマナーを調べて思ったこと

日本で行動を高速移動したいという場合、四輪自動車を運転するか、もしくはバイクを運転するかの大まかに言って二択になるわけです。
そして、地面に近いところで身体に風を受けて高速スピードを感じたい人は、バイクを選ぶということになるわけですが、バイクと四輪自動車は運転の時の感覚などが少し異なってくるので、バイクに乗る人は独特のマナーを身につける必要があるわけです。
特に、バイクを常につかってる人のマナーに関してネットで調べてみてよくわかったことは、車間距離に関する感覚がバイクの場合はより敏感でなくてはいけないということなのです。
バイクのマナーに関する情報をたくさん掲載しているバイク情報サイトを読んでみたところによりますと、バイクでは、急ブレーキをかけたら二輪車という特性上。転倒して後続車に轢かれる可能性が高くなってしまいますから、急ブレーキに対する注意は特に厳しく考えておかなくてはいけないのです。
ですから、たとえ後続を走る四輪自動車からみて、前を走る自動車との車間距離が開きすぎだと思われて右側から抜かれてしまおうとも、長めに車間距離を保持しておかないと、不慮の事態に対処できなくなるわけなのです。
つまり、バイクに乗る人のマナーとして、車間距離を四輪自動車に乗っている時よりもさらに長くとっておくということは、鉄則として頭に入れておく必要があるわけなのです。
自動車の場合、前車が急ブレーキをかけても、自分も急ブレーキをかければ止まることができ、しかも、転ぶことなくその場にとどまることができるようになります。
しかし、バイクの場合には、急ブレーキをかけて転んだら後ろから来た自動車に惹かれますし、うまく止まれたとしても、後続の自動車が追突してきた場合は、生身に突っ込まれる感じになるので、生命の危険があるということになるのです。
四輪自動車を運転していると、よほど運転に自信があるのか、車間距離を詰めてくるバイクがいるのですが、あれは危ないです。
バイクの前方視野というのは、特に前傾姿勢で乗っている場合はそれほど横に広いわけではないので、危なかったら左右に避ければいいと甘く考えていると、ちょうど自動車が来て引っ掛けられてしまうということも頻繁に起こるからです。
さらに、他の自動車やバイクとの関係だけで、車間距離をより長く空ける必要性をマナーにしているというわけでもないのです。
なぜかというと、道路には落下物というものがあるからです。
バイクで走っていて、前方には四輪自動車がいた場合、落下物が前方の四輪自動車の前にあっても、四輪自動車はまたいでやり過ごせることになりますが、バイクは、左右どちらかに避けなくてはいけないのです。
ですから、後方確認をする間の時間をしっかりととるためには、前方の四輪自動車との間に充分な車間距離がなくては、落下物を避けることができないで、事故が起こるから危険なのです。
周囲の自動車への配慮、そして、落下物への注意といった複数の要因があるので、バイク乗りのマナーとして、車間距離はかなり長めにとるよう心掛ける必要があるのです。

バイクのエンジン音に関する豆知識

僕はバイク大好き人間ですので、今日はバイクに関する基礎知識を紹介したいと思います。
しかも、それでいて燃費も普通の自動車よりもいいのが一般的ですので、バイクのメリットは結構あります。
しかし、もちろん悪いとされている所もあります、
ひとつはエンジン音がうるさいということです。
僕は決してバイクのエンジン音で近所迷惑をかけることのないように注意していますが、それでもバイクのエンジン音による苦情は後をたちません。
バイクのエンジン音はまあバイクにもよるのですが、とてもうるさくてたまらないバイクもあります。
そんなバイクがずっとエンジン音を鳴らしていては周囲の住民は安心して眠ることも出来ないでしょうし、苦情になるのは当然のことだと言えます。
これは明らかにバイクに乗る人たちに非があります、
ここで エンジンをかける際の基礎知識をお伝えしたいと思います。
エンジン音で近所の善良な市民に迷惑をかけることは絶対に会ってはいけないことです。
一部に暴走族と呼ばれるようなバイクを遊びの道具に使っている不徳の輩がいることも知っています。
しかし、僕は絶対にそんなふうにバイクを使って欲しくないのです。
バイクは僕にとってはなくてはならない貴重な友達とも言えるものですし、本当に真面目にバイクに乗っている人もたくさんいます。
そんな人たちまで同じように迷惑な目で見られるのは我慢が出来ません。
そうならないように、これからバイクに乗ろうと考えている人は絶対にエンジン音で人に迷惑をかけることのないようにしましょう。
まず基礎知識の一つとして、住宅街の真ん中でエンジンをかけないことが挙げられます。
僕は賃貸のマンションに住んでいますが、バイクでツーリングに行く時は絶対にこのマンションの近辺でエンジンをかけないようにしています。
そのためにはどうしているのかというと、まず近くの国道までバイクを押していきます。
たしかにバイクを押して歩くのは多少疲れてしまいますが、それでも慣れてくれば何ともありません。
それよりも絶対に人に迷惑をかけたくはないのです、
僕の場合は近くの国道までおよそ1キロメートルほどあるくのですが、全然疲れたりはしません。
そして、人に迷惑にならないような場所に出たらエンジンを起こして出発します。
これは基礎知識として絶対に身につけておくべきです、
さらに、帰ってきた時も同様の対応が必要になってきます。
バイクは基本的にはエンジンを書けると気が一番うるさいですが、走行中ももちろんそれなりにうるさいです。
そのような状態で普通にマンションに帰ってきてしまうとやはり迷惑をかけてしまいます。
ツーリングの帰りが夜遅くになってしまうことも珍しくないのでこれはいつも注意しています。
マンションから1キロメートルほど近づいたらエンジンを止めてあるいて家に帰っています、
これは最低限の基礎知識と言えるでしょう。

バイクに乗るひとのマナー ~追い越し編~

バイク事故につながるものに追い越しがあります。
バイクの追い越しとはどういうものを指すのでしょうか。
また、バイクの追い越しの危険性とはどの程度あるのでしょうか。
どうしてバイクの追い越しの事故は年々、後を絶たないのでしょうか。
今回は同車線を走行する車両をバイクが
追い越しをかけるケースの危険性について考えます。

まず信号待ちの車を追い越すケース
――――――――――――――――――――――――――――
1 他車両が完全に止まっている状態 具体的には信号待ちをしている等
2 他車両が道路を走行中、車が流れている状況
――――――――――――――――――――――――――――
信号待ちしている車両を追い越すことに関しては
他車両のドライバーは完全に停止している状態です。
他車両のドライバーは信号がもし追い越された瞬間に変わった場合、
とっさにブレーキをかけることも可能範囲内です。

次に道路を走行中での車が流れている、
その流れの中で追い越しをかけることについて検証します。
まず、危険のリスクがこの段階で三つのハイリスクな状況が生まれ変わります。
これが最大の特徴です。
――――――――――――――――――――――――――――
1 他車両(追い越される車両)がバイクと接触する危険
2 バイクが追い越し車線に斜線変更をすることで、
追い越し車線を走る車両との接触の危険
3 他車両(追い越される車両)がバイクに気づかずに急ブレーキをかけて
後続車両と接触してしまう二次的事故の誘引
4 追い越し車線を走行する後続車両が突然の車線変更に急ブレーキをかけることで
さらなる後続車両と接触する二次的事故の誘因
5 他車両(追い越される車両)が追い越そうとしている追い越し車線
(バイクが走行する車線)そのものに車線変更をすることと重なって接触する危険
――――――――――――――――――――――――――――

1、2については他車両がスピードを突然に上げた場合、
接触は到底まぬがれられません。
3、4についてもバイクは車やトラックからは視界に入りづらく見落とされるケースは
後を絶たないのです。
恐いことに、バイクの追い越しは追い越される車線と
追い越し車線とをバイクがまたぐために
他車を巻き込む5つのケースが一瞬にして生まれます。
したがって、バイクの追い越し=危険が5倍に増えてしまうハイリスクが
つきまとうのです。

また、5つの例の状況下では信号待ちの車を追い越すのとは
最大に違っている点があります。
流れている道路状況下では車やバイクはとっさの急ブレーキはかけられないのです。
とっさの急ブレーキは簡単に大事故な死亡事故へ直結します。
また、上記の状況には追い越す側、追い越される側のドライバーテクニックも
考慮されていません。
道路を走行するドライバーは概してゴールド免許を持つ
優良ドライバーにはあたりません。
免許をとったばかりのドライバーなども追い越しそのものが巻き込むのです。

このようにバイクの追い越しはバイクに乗るうえでハイリスクな最大の事故原因です。
道路はいろんな瞬間的な状況や人が複雑にからみあって走行しています。
バイクに乗るひとのマナーはこうしたリスクを最低限に抑える
ドライバールールを明確に持つことこそが条件なのです。

バイクマナーについて

ある晴れた日、目の前に広がる渋滞以外は特に見晴らしの良い道路、
特に通行も多いわけでもなく、自分が事故なんて起こすわけがない、そう思っていた。
すり抜け。

危ない走行と聞くとバイクのイメージが強いのは何故?

世間一般では、この言葉を聞いたら危ない走行をしているバイクのイメージが強い。
法律的にも違反の範囲内であることは、誰も疑うことはない、
実際にする抜けを行なっていて警察官に捕まるライダーもいる。

そういえば、こんな話を聞いたことがある。
片側二車線、都市部では珍しくない渋滞、車の間を縫うように
バイクを走らせていたらしい。
そして、突然右側前方の大型車の補助席側から歩行者が現れたのである。
そのライダーは、びっくりして左にいそいでハンドルを切る。
ガシャンという音と共に、反対側に駐車してあった、
白い軽自動車にぶつかったのである。
交通事故である。

不幸中の幸いか、先に述べた歩行者は怪我もなく、
ただ驚いて、私は悪くないと主張するばかりである。
これは、歩行者も横断歩道を通らず、近いからといった理由で
車の間を通ってきたのは、確かに悪い。
しかし、一番よくないのはバイクのライダーである。

それからはというもの、警察官の現場確認、保険会社に連絡等、
非常に時間と心身に負担がかかる、なによりもこの例ではなく、
実際に人をひいてしまったらどうなっていたのか。
それこそ、社会から白い目でみられることは間違いないことであり、
一生ものの傷跡を残す結果になったであろう。

韓国でもバイクのすり抜けは盛んらしい

韓国でもバイクのすり抜けは盛んであるらしい、
日本でも都市部を中心に見かけることが多々ある。
なにが言いたいかというと、いそいでいる人間は御国柄を問わず、
急いでおり、そして交通事故を起こす、というのを言いたい。
それは、別に日本である必要もないし、ましてや韓国である必要性もない。
バイクのりからすれば、すり抜けはやってしまいがちなことであり、
やはり事故を起こす要因になりやすい。
だからこそ、警察の交通安全週間には決まって
すり抜けを行うライダーが捕まっていたりする。
そして、警察官に対して口を合わしていたようにいうのが
「いそいでいたから」
そんな言葉が、何か自分を正当化して、
まるで自分が悪くないかのように口から出てくる。

とある人は、運転免許は人を殺す道具だ。
なんて、少しとんだ話をするが、あながち嘘でもなく、実際にそうだ。
また別の人は、自分だけ怪我するならいいけど、
他人にまで怪我をさせるから安全運転じゃなきゃだめ、なんていう。
やっぱりこっちも正しい。
車もバイクもそうだが、どんなに注意していても結局のところ
事故はおこしてしまうし、違反をおこしてしまう、それは人間だからだ。
しかしながら、最小限減らす事はできるはずだ、それもやはり人間だからだ。

そういえば、最近都内のバイクライダー達をみていると、
すり抜けはせず、車の後ろにマナーよく並ぶ姿を見かけることがある。
よく目を凝らしてみると、これはこれで失礼だが、若い、は関係ないみたいだ。
当たり前といえば当たり前だが、日本のバイクマナーが
よくなってきていることは確かなのかもしれない。
ゆとり教育がこんな所に現れていたとしたら、それはそれで面白いかもしれない。
まあ多分関係ないとは思うが。