危険走行とは

危険走行とは

ルールを守った走行を

バイクに乗る楽しみの1つに、スピードに乗って爽快に風を切って走ることが挙げられます。
もっとも、バイクはライダーの身1つで乗る道具である以上、安全走行のマナーを守ることは何といっても不可欠です。
ジグザグ運転や制限速度を超えた危険走行をしてはならないのはもちろんのことですが、周囲が怖いと思う走りや、自分自身や同乗者の身の安全に危険を及ぼすような走り方は禁物です。

もっとも、自分自身では安全を心がけているつもりでも、実は危険走行をしていることがあります。
基本の基をしっかり守り、安全で快適な走りを目指しましょう。

夕方少しでも暗くなったり、雨が降ったり曇ったら、すぐにライトを点灯することが必要です。
極当然のことでありながら、ライダーはもちろん、自転車や車でも怠っている場合が多く、お互いのまだ大丈夫という油断が大きな事故につながってしまいます。
当然のルールは当然として習慣づけましょう。

スピー調整に気をつけて

また、気持ちよく走っているとやりがちなのが、減速を怠ることです。
住宅地や市街地では、どこから人が飛び出してくるか、自転車が突進してくるかも分かりません。
いつでも止まれるよう、スピードを落として走ることが大切です。
人影や自転車が走っていないからと、狭い道や住宅街や学校の通学路などで、いつものスピードで走ること自体、危険走行といわれてしまうでしょう。

特に市街地の交差点で、直進する際の減速は忘れないよう実施しましょう。
仮に対向車が右折待ちをしていなかったとしても、速度を控えて、前後のブレーキをいつでもかけられる状態で徐行運転で通過するのが基本となります。
なぜなら、対向車だけでなく、歩行者や自転車が飛び出してくる可能性があるからです。
特に小さな子供の自転車などは、どんな動きをするか分からず危険がいっぱいです。

一般道を快適に走行している場合でも、知らず知らずにうちにイン側に向かってきている場合は、ペースオーバーの可能性があります。
逆にコーナーを曲がる際に、外に膨らんでしまい、ガードレールに極めて近い距離に接近したり、逆にセンターラインを割ってしまう場合もペースが上がり過ぎ、危険走行の可能性があります。
自分のペースをコントロールできない状況になっていないか、常にバイクと呼吸を合わせ、周囲に迷惑や恐怖を与えない走行を心がけましょう。

高速道路における危険走行は、車間距離の詰め過ぎ、ラインムラ、速度ムラが挙げらえます。
これらに注意し、常に一定間隔、一定速度で直線をビシッと走ることがバイク乗りのマナーです。

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