砂浜を走れる「千里なぎさドライブウェイ」
千里なぎさドライブウェイの特徴・見どころ
千里なぎさドライブウェイは、石川県の宝達志水町から千里浜町につながる観光道路です。
この道路はだいたい8kmの長さがあるのですが、最大の特徴として道路が砂浜だという点が挙げられます。
つまり、アスファルトで舗装された道路ではなく、砂道となっている上を走るのです。
砂浜をバイクで疾走するというのはなかなかできる体験ではありませんので、ぜひここをツーリング先に含めてみたいものです。
普通だと、2輪のバイクで砂浜を走ろうとすると重みでタイヤがめり込んでしまい、それなりの速度を維持しないと上手には走れないものです。
しかし、千里なぎさドライブウェイ周辺の砂粒は、他の砂浜の砂よりも細かい粒子でできています。
そのため海水や雨水などを吸って硬くなり、その上自動車などが走るため締まっています。
もちろんコンクリートやアスファルトのような道路まではいきませんが、バイクで走っても問題のない硬さで、安全に走行できます。
ただし、道路脇のあまり締まっていないところはバイクだと埋もれてしまう可能性もあるので、できるだけ中央を走るように心がけましょう。
千里なぎさドライブウェイの魅力はやはり砂道を走れるという点ですが、同時に美しい海の景色と並行して走れます。
夕方に走る計画を立てれば、水平線に夕日が沈んでいる様子を見ながらツーリングすることもできますから、海沿いならではの爽快感と共に美しい景色を満喫したいものです。
もちろんこのビーチでは海水浴もできますので、7月の中ごろから8月中旬までにツーリングを計画しているのであれば、水着を持っていき海に入ってみましょう。
もしくは、砂浜でバーベキューをしたり花火をしたりすることもできます。
仲間と食材を分担して持っていき、ワイワイとバーベキューをするのもおすすめのプランです。
千里なぎさドライブウェイのルートについての注意点
千里なぎさドライブウェイに行くには、のと里山海道の千里浜インターか今浜インターからアクセスするのが便利です。
金沢市内からだと40分くらいで、千里なぎさドライブウェイの入口まで来ることができるでしょう。
千里なぎさドライブウェイは自由に走行できるのですが、気象条件などによっては規制がかかり通行できなくなることもあります。
そのため、羽咋市が出している観光道路情報をチェックして、事前に通行可能か確かめていく方が安心です。
砂道ですので、特に白い砂が見えるところでは急ハンドルや急発進を避けるべきです。
砂が乾燥して白くなっているため、タイヤが埋もれやすいからです。
また、ビーチに行く通行人が道路を横切ることも多いので、十分周りを目視することやスピードを出し過ぎないという点にも注意を払いましょう。