他人のバイクは勝手に触ってはいけない

他人のバイクは勝手に触ってはいけない

許可なく他の人のバイクを触るのは駄目

自分がバイクに乗っていると、他の人が持っているバイクも気になることはよくあります。
自分が憧れているバイクや格好良いバイクを見かけると、つい触りたくなってしまうことがあるかもしれません。
人によってはこの気持ちを抑えることなく気軽に触れてしまうことがありますが、実はこれはやってはいけない行為です。

所有者の許可を得ることなく他人のバイクを触るのは、タブーです。
あまり知識がないと、まあ大丈夫だろうと考えてバイクを触ってしまうことがあります。
しかし場合によってはトラブルに巻き込まれてしまう可能性もあるため、気をつける必要があります。

他人のバイクに触れることで起こり得るトラブルを考えておく

では、他人のバイクに触ることで、どのようなトラブルが考えられるでしょうか。
起こり得ることの1つとして、盗難と間違えられてしまうというケースがあります。

鍵を壊そうとしてるんじゃないか、レッカーに繋ごうとしているんじゃないかなど、その場面を見つけた所有者は不安や怒りで冷静になれなくなる場合もあります。
いくら「格好良かったから」などと言っても、無断で触っている以上、盗難と思いこまれれば言い訳はできません。

また、バイクに触れることによって思いがけず傷などをつけてしまうこともあり得ます。
触っていたらバイクが転倒してしまい、車体などに傷がついてしまったという例は意外とあるものです。
バイクは二輪車で、モデルによっては少し不安定なものもあります。
さらにバイクを立てておくスタンドは、経年によって劣化することもあります。
もし触ったバイクのスタンドが少し不安定で転倒しやすい場合、何かの拍子で倒れてしまうことはあります。
そのため、不用意に触らず「良いな」と思ったバイクは遠目に眺める位にしておくほうが無難です。

相手の許可を得てバイクを触らせてもらう

誰かのバイクを許可なく触ることは、トラブルの元になります。
そのため必ず、相手の許可を得てバイクを触らせてもらうことが大切です。

「かっこいいバイクに乗っていますね。少し触らせてもらってもいいですか」のように断ってからバイクに触れれば、トラブルを防ぐことができます。
また、このように言われたライダーは、嬉しい気持ちにもなるはずです。
仲間同士のバイクであっても、このように少し断ることは大切です。
友達だから良いだろうと考えていても、バイクを傷つけてしまったら、その関係にも傷がついてしまいます。

ライダーにとってバイクはまさに愛車ですから、きちんとマナーを守って楽しむようにすることが大切です。
逆に言えば、こうした常識などを押さえた上で他のライダーとも接するようにすれば、あなたのバイクライフはさらに充実したものになるはずです。

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