11月 2012アーカイブ

車間距離にまつわるバイク乗りのマナーを調べて思ったこと

日本で行動を高速移動したいという場合、四輪自動車を運転するか、もしくはバイクを運転するかの大まかに言って二択になるわけです。
そして、地面に近いところで身体に風を受けて高速スピードを感じたい人は、バイクを選ぶということになるわけですが、バイクと四輪自動車は運転の時の感覚などが少し異なってくるので、バイクに乗る人は独特のマナーを身につける必要があるわけです。
特に、バイクを常につかってる人のマナーに関してネットで調べてみてよくわかったことは、車間距離に関する感覚がバイクの場合はより敏感でなくてはいけないということなのです。
バイクのマナーに関する情報をたくさん掲載しているバイク情報サイトを読んでみたところによりますと、バイクでは、急ブレーキをかけたら二輪車という特性上。転倒して後続車に轢かれる可能性が高くなってしまいますから、急ブレーキに対する注意は特に厳しく考えておかなくてはいけないのです。
ですから、たとえ後続を走る四輪自動車からみて、前を走る自動車との車間距離が開きすぎだと思われて右側から抜かれてしまおうとも、長めに車間距離を保持しておかないと、不慮の事態に対処できなくなるわけなのです。
つまり、バイクに乗る人のマナーとして、車間距離を四輪自動車に乗っている時よりもさらに長くとっておくということは、鉄則として頭に入れておく必要があるわけなのです。
自動車の場合、前車が急ブレーキをかけても、自分も急ブレーキをかければ止まることができ、しかも、転ぶことなくその場にとどまることができるようになります。
しかし、バイクの場合には、急ブレーキをかけて転んだら後ろから来た自動車に惹かれますし、うまく止まれたとしても、後続の自動車が追突してきた場合は、生身に突っ込まれる感じになるので、生命の危険があるということになるのです。
四輪自動車を運転していると、よほど運転に自信があるのか、車間距離を詰めてくるバイクがいるのですが、あれは危ないです。
バイクの前方視野というのは、特に前傾姿勢で乗っている場合はそれほど横に広いわけではないので、危なかったら左右に避ければいいと甘く考えていると、ちょうど自動車が来て引っ掛けられてしまうということも頻繁に起こるからです。
さらに、他の自動車やバイクとの関係だけで、車間距離をより長く空ける必要性をマナーにしているというわけでもないのです。
なぜかというと、道路には落下物というものがあるからです。
バイクで走っていて、前方には四輪自動車がいた場合、落下物が前方の四輪自動車の前にあっても、四輪自動車はまたいでやり過ごせることになりますが、バイクは、左右どちらかに避けなくてはいけないのです。
ですから、後方確認をする間の時間をしっかりととるためには、前方の四輪自動車との間に充分な車間距離がなくては、落下物を避けることができないで、事故が起こるから危険なのです。
周囲の自動車への配慮、そして、落下物への注意といった複数の要因があるので、バイク乗りのマナーとして、車間距離はかなり長めにとるよう心掛ける必要があるのです。