バイク乗りのマナー

バイク乗りのマナー

バイクのマナー

バイクに乗っている人がまず気をつけなければならないことは、近所迷惑にならないようにすることです。

バイクの音は普段乗っていない、興味がない人にとってはかなりうるさく感じてしまうものです。
このため、所構わずエンジンをふかしてしまいますと、近隣トラブルにまで発展しかねないこともあります。
ライダーにはツーリングを楽しむ人が多いですが、この時も朝早く出発して、帰宅も遅くなるといったことも決して珍しいことではありません。

バイクに乗っている人が近隣トラブルを起こさないようにするためには、自分の住んでいる場所のことをよく考えなければなりません。
特に、周囲に住宅が密集している住宅地に住んでいる場合は、家の前でバイクのエンジンをかけるのは避けた方が無難です。
住宅地に住んでいるライダーは、近所の家から数百メートル離れた場所でエンジンをかけるようにするとよいでしょう。

ただし、近所に防音性能が高いマンションのある場合や、排気量の低いバイクに乗っているライダーの場合は、これほどの配慮をしなくてもすむ場合もあります。
バイクの音がうるさくないかどうしても気になる場合は、近所の人にうるさくないか直接聞いてみるのも良い方法です。

すり抜けにも注意

バイクに乗っていると、車が渋滞しているときでも車の間をすいすいと抜いていけるという特権が味わえますが、
車の間をバイクですり抜けるときにも交通ルールを遵守し、マナーを守った運転を心がけるようにしなければなりません。
バイクで車の間をすり抜けていくという行為は、車を追い越していくことと同じと見なされています。

このため、すり抜けの仕方によっては交通違反になってしまうことがあります。
バイクで車の間をすり抜けるときには、必ず右側から追い越しをしなければならない、
他の車が道路の真ん中か右側に寄って走っているときは、左側から追い越しをしなければならないと道路交通法に定められているのです。
道路交通法では交差点でバイクがすり抜けをすることは合法となっていますが、交差点で右側から追い越しをすることや、
走行中の車の左側をバイクですり抜けることは交通違反とみなされてしまいます。

また、車が渋滞をしている左側をすり抜けていくことも違反行為です。
二車線以上ある道路のセンターラインの上を走りながらすり抜けていくという行為も当然ながら違法となります。
二車線以上の道路をバイクで走る場合は、二車線の間を車を追い越しながら走っていくとよいでしょう。

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