奇抜なデザインが魅力のスズキ

奇抜なデザインが魅力のスズキ

奇抜なデザインが魅力

スズキはホンダと同様に2輪と4輪を製作しているメーカーです。
口の悪いマニアには「鈴菌」と呼ばれているのですが、その理由もまたスズキというメーカーの特徴が色濃くでたものでした。

スズキのバイクはデザインが奇抜なものが多く、技術にも突飛なものが多々存在します。
経費削減のための使いまわしや、間に合わせに作ったようなデザイン、役に立たないどころか邪魔になるような技術などを使ったマシンであってもスズキファンが購入することを鈴菌に犯されたというのですが、スズキのデザインはホンダやヤマハのように無難なデザインを選びません。
そのほとんどが新しいものを求めるように冒険をしており、それは大ヒットを生む結果になっています。

永遠の人気シリーズ

代表的なものとして、カタナシリーズやΓシリーズ、GSX-Rなどがあります。
カタナはハンス・ムートが代表を務めるターゲットデザインがデザインし、1980年のケルンショーで発表されました。
その先鋭的なフォルムが反響を呼びましたが、評価は両極端に分かれました。

ですがスズキは輸出車であるGSX1100Sの販売を1981年に開始し、大ヒットとなりました。翌年には国内向けのGSX750Sの販売を開始されましたが、当時の車両保安基準により、ハンドルを上げられ、スクリーンは排除という散々たるスタイルでした。
この基準は後に解除され、輸出車と変わらないスタイルへと変化していきます。

カタナは仕様変更を繰り返し、1986年に一度カタログから姿を消しますが、1990年に限定販売され、1991年にGSX250Sで復活します。
そして2000年に1100台限定シリアルナンバー入りのファイナルエディションが登場しその幕を閉じることになります。

RGΓはレーサーレプリカの幕を開けたバイクで、カウリングが装着された姿は一大ブームを巻き起こしました。
そしてVΓへと進化し、最後の2ストロークレーサーレプリカとして歴史に名を残すことになりました。

GSXRは耐久マシンレプリカとして登場し、特にR750は油冷という特殊な冷却方と400cc並みの軽量により人気を集めました。
レースレギュレーションにより進化を遂げたGSXRですが、国内レース、特にJSBの歴史を変えたのは常にGSXRでした。

2001年新型のGSXR1000が他メーカーを凌駕する馬力を誇り、他もそれに習うように馬力を強化させていきます。
これは現在でも変わっておらず、GSXRが革新的に変化し他が追従するという形は変わっていません。

ヨシムラの存在

鈴菌以外にもスズキファンは存在します。それはヨシムラファンです。
ヨシムラはアフターパーツメーカーですが、1978年の鈴鹿8耐優勝以降、スズキとヨシムラの協力関係は続いており、スズキは好きでなくともヨシムラは別格というファンも存在しています。
そしてヨシムラはパーツメーカーとして、スズキの市販車であるGSX400FSインパルスのマフラーを共同開発するなどパーツメーカーの枠を超えた存在でもあります。

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