ハーレーと共にアメリカンバイクの歴史を作ったインディアン

ハーレーと共にアメリカンバイクの歴史を作ったインディアン

アメリカでもっとも古いブランド

日本国内では様々なバイクブランドに関心を持つファンが多くいますが、渋さ感じさせるバイクが好きな方から特に高く支持されているのがインディアンです。
インディアンモーターサイクルは、アメリカでも最も古い歴史を持っているブランドです。

創業以来様々なモデルを登場させてきましたが、特にスカウトとチーフは多くのファンを抱える程の人気を博しました。
またマン島TTレースでは、1位から3位まですべてインディアンのバイクで占められるなど華やかな成績を納めました。

ただ現在まで順風満帆だったわけではなく、数回の倒産を繰り返してきたと聞くと驚く方もいることでしょう。
しかし現在ではワイルドなモデルを販売し、日本国内のファンから愛され続けています。

1901年にバイクを初めて発売

日本国内でも多くのファンを持つインディアンは、1901年に初めてとなるモデルを発売しました。
アメリカにおけるバイクの歴史に関して、最も古いとされるバイクブランドの誕生と言えます。
その後大排気量のバイクを発売し、ワイルドなタイプのバイクを好むファンから高い支持を受けました。

インディアンの製品はアメリカ以外の国でも人気となり、その中には日本も含まれています。
日本国内では警察が使用する車両としても採用され、品質という点でも高く評価されたのです。

インディアンは、その後世界中のバイクファンから知られているポラリスが経営権を取得しました。
高性能のエンジンを搭載し、パワフルで快適にドライブを楽しめる製品を販売し続けています。

業績悪化の理由

アメリカ人たちに好まれるパワフルで男性的なフォルムが魅力のインディアンですが、これまでに幾度となく倒産を繰り返しています。
業績が悪化した理由として、人々の注目がバイクから自動車へとシフトしてしまったことが挙げられます。
アメリカ本土ではバイクの人気は絶大でしたが、徐々に自動車に人々の目が向かうようになったのです。

インディアンのバイクも他社製品と同様に売り上げが減少していき、業績が悪化してしまいました。
1953年になり、ついに会社を解散してしまったのです。

一時的にインディアンの製品は姿を消してしまいましたが、投資家によって再興が行われました。
しかしなかなか経営がうまくいかず、何度も倒産を繰り返すこととなりました。

ハーレーと比較されることが多い

インディアンのバイクと聞くと、ハーレーをイメージするバイクファンも少なくありません。
フォルムやエンジンなどがハーレーに似ていることもあるので、このように考えるのは不思議ではないと言えます。

もともとハーレーとインディアンは、いずれも大型のVツインエンジンを古いモデルでも使用していました。
サイズは日本で販売されていたモデルとは比較にならないほど大型なので、ハーレーとインディアンを比較する方がいるのは当然のことかもしれません。

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