イギリスがルーツのインドのバイクメーカーロイヤルエンフィールド

イギリスがルーツのインドのバイクメーカーロイヤルエンフィールド

レトロモダンが特徴のメーカー

インディアンやKTMなど、現在では様々なバイクメーカーから魅力的なモデルが販売されています。
様々なメーカーがある中で、ロイヤルエンフィールドは特に古い歴史を持っているのです。

もともとはイギリスのブランドでしたが、現在ではインド資本となっています。
レトロな雰囲気を感じさせる渋いデザインを持つ車両を長きにわたって提供し続けており、クラシックなデザインを好むバイクファンから特に高く支持されています。

スタイリッシュなバイクも多くある中で、レトロモダンを貫くロイヤルエンフィールドの姿勢は頼もしく感じられます。
2022年にも新製品を発売し、これからも魅力的なバイクを提供し続けていくことが予想される注目すべきブランドです。

1891年から続く老舗バイクメーカー

ロイヤルエンフィールドの歴史は、1891年に始まったと言われています。
イギリス人実業家であるボブ・ウォーカーとアルバード・エディが、針メーカーを運営していました。
会社をより大きくするため、自動車の製造を行ってきたある企業を手に入れました。

1893年にはライフルの製造を手掛ける「ロイヤル・スモール・アーム・ファクトリー」に部品の納入契約を取り付けることに成功しました。
これを記念して、社名を「エンフィールド・マニュファクチャリング・カンパニー・リミテッド」としたのです。

1898年になると、ボブ・ウォーカーが自分で設計したエンジン付きの乗り物を製造しました。
この時に、社名を「ザ・エンフィールド・サイクル・カンパニー・リミテッド」に変更したのです。

インド資本となったロイヤルエンフィールド

イギリスのメーカーであったロイヤルエンフィールドは、1994年にインド資本となりました。
インドのトラックとバスのメーカーである「アイシャーグループ」がエンフィールド・インディアを傘下としたのです。
「ロイヤル・エンフィールド・モーターズ・リミテッド」として営業を開始し、現在までに様々なモデルを販売しました。

ロイヤルエンフィールドの歴史を感じさせるデザインはそのままにし、高性能のエンジンを搭載したモデルを提供している点が長年のファンにとってはきっと嬉しいことでしょう。
レトロモダンというロイヤルエンフィールドが持つ個性は、今後発売されるモデルでも引き継がれていくのではないでしょうか。

2022年に発売されたモデル

ロイヤルエンフィールドは現在でも多くのファンを魅了しており、2022年には新しいモデルが発売されました。
クラシック350と呼ばれるモデルで、かつてのモデルと同様にレトロ感を漂わせている点が大きな特徴です。

ただ単にレトロなだけではなく、シャシーやエンジンをしっかりと改良して発売されています。
性能の向上をしっかりと行い、乗り物としての評価を高める努力を重ねている点は高く評価すべき点と言えます。

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