知っておきたいバイクの点検に関する基礎知識

知っておきたいバイクの点検に関する基礎知識

私は雪の日以外年中乗っているが、一般の方にはこれからがバイクの季節でしょうか?
久しぶりにバイクに乗る人は車両点検をしてほしいと思います。
バイクは転倒が死に繋がることも多いし、整備不良車での事故なんかは恥ずかしいばかりです。
まずは安全な車両に乗ることから始めてほしいですね。

まずは油脂関係。
チェーンの伸びやスプロケットのグリス、エンジンオイル、ミッションオイル、ブレーキフルード、バッテリー、空気圧等をチェックしてほしいと思います。
日本車ならそのままバイク屋に持っていって、全点検、交換すればいいでしょう。

外車だとディーラーがすぐそばにないかもしれないので、難しいかもしれませんが、・・次はタイヤです。
去年の秋頃から放置していたバイクなら、ゴムがカチカチかもしれませんね。
少し近所を徐行する等でゴムに活を入れてみるといいでしょう。
やり方は簡単です。

8の字走行やブレーキを邪魔にならないように、人に迷惑がかからないようにやる感じです。
もちろん交換できるなら交換してほしいと思います。
交換する場合は、なるべく雨天時の性能が高いものがいいでしょう。
日本は、200km/h走行も高速コーナリングもすることはありませんね。
しかし雨天は多いのです。
晴天時の性能はそこそこに、雨天時の性能はMAX!というものがオススメです。

あと、大事なことがあります。
それは保険なのです。
自賠責保険、任意保険がちゃんと更新されているかチェックしてほしいと思います。
400cc以上なら車検も注意したほうがいいでしょう。
多くの人が知らないことがありますので。

ヘルメットには賞味期限みたいなものがあることも知っているでしょうか。
ヘルメットの保証期間は購入から3年以内なのです。
もし使用中のヘルメットが3年以上のモノなら買い替えを考えてみてもいいかもしれません。

よくバイクの暖気を長くやる人がいますね。
古いバイクならまあしょうがないかもしれないが、新しいバイクの暖気は必要ないのです。
エンジンをかけてすぐ走り出しても問題ないのです。
やっても20秒でしょう。
大事なのは低回転で走り、ギアをチェンジし、駆動系を回し、タイヤを温め、ブレーキフルードを巡回させ、という風な、全ての暖気をすることです。

昔、エンジンの暖気後、いきなり急発進してタイヤが滑って転倒した人をみました。
エンジンさえ温まっていれば安心、と思う人は多いと思いますが、どっちかというとミッションや駆動系を大事にしてほしいのです。
ブレーキのタッチが悪いと、メッシュブレーキホースを入れる人がいますが、初心者には危険なので注意したほうがいいと思います。
メッシュブレーキホースはかなり効くので、ブレーキがロックしやすいのです。
フニャフニャはダメですが、ある程度ロックしないようなブレーキが乗りやすいこともあります。
あまり無理してメッシュブレーキホースにしなくても良いのではないでしょうか。
日本仕様の大型バイクは逆輸入車と違って、馬力が抑えられていたり、性能を低くされていますが、一般の人にはとくに問題ないので、気にせず買っていいでしょう。
日本仕様の大型バイクに不満が出るくらい、運転が上手くなれば逆輸入車にするといいでしょう。
初心者は150馬力を扱えない、速度を出せる人より、安全にライディングできる人がかっこいい、そんなバイクの世界を願っています。
楽しんでください。

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