2月 2024アーカイブ

急な雨に備えておこう!レインウェア

バイク用レインウェアの選び方

ツーリングに出かけることが多い人にとって必要不可欠なバイクグッズの一つが レインウェアです。
温暖湿潤気候の日本は、春先はもちろんのこと、梅雨の季節や夏の夕立など年間を通して雨が降りやすい天候ですから、ツーリングに出かける際には必ずレインウェアを持参しなければなりません。
ほんのちょっとのにわか雨でも、走行中に降られてしまうと体力を想像以上に奪われることがあります。
安全のことも考えて、機能性の高いレインウェアを1枚用意しましょう。

レインウェアを選ぶ際には、耐水圧と透湿性に注目することが大切です。
耐水圧というのは布地の水濡れに対する性能を数値で表したもので、数値が高ければ高いほど水を通しにくい素材ということになります。
普通に道を歩いているのとは違い、バイクに乗っていて雨が降った場合、ウェアの表面には通常よりも大きな圧力が加わります。
特に高速道路を走行中に激しい雨が降ると、耐水圧の低いレインウェアではほんのちょっとの時間でもずぶ濡れになってしまいます。
ですから、レインウェアを選ぶ際には、20,000mm/平方cm程度の製品を選んでおくと安心です。

透湿性というのは、耐水圧とは逆に、内側から外側に向かってどのぐらい水分を逃してくれるかを表す数値です。
透湿性が高いレインウェアであれば内部が漏れにくく、長時間のツーリングでも快適に過ごすことができます。
特に湿度の高い梅雨時などは、透湿性が高いレインウェアがおすすめです。
耐水圧に強く、しかも透湿性にすぐれたレインウェアはお値段のほうもそれなりに高価ですが、快適にツーリングできることを考えれば高い買い物ではないのではないでしょうか。

性能に加えて、コンパクトに収納できるかどうかもレインウェアを選ぶ上では大切なポイントとなります。
夜間や雨天時に走行することを想定して、ビビットで目立つ色のレインウェアや反射板が使われているデザインを選ぶことも大切です。

おすすめのバイク用レインウェア

バイク用レインウェアの中でも着心地がよく、しかもお値段がリーズナブルなことで人気が高いのが、山城の「ストレッチレインスーツ MSR-02」です。
レインウェアと言ってもストレッチ性に優れていて突っ張り感がないので、快適な走行が楽しめます。

スタイリッシュなデザインのレインウェアを探している人には、フラッグシップの「エルフ レインスーツ ELR-3291」もおすすめです。
フランスのプロモータースポーツブランドのデザインだけあって、プロレーサーのようなテイストが人気のレインウェアは耐水圧も10,000mmと高めで、悪天候でも高い機能性を発揮してくれます。
耐水圧の高いウェアという点では、初期耐水圧27,000mm以上のコミネの「ブレスターレインウェア フィアート RK-539」もおすすめです。