12月 2023アーカイブ

ツーリング中にお尻が痛くならない方法とは

お尻が痛くなる原因とは?

ツーリングは楽しいけれど、お尻が痛くなるのが困るというライダーは多いものです。
特にロングツーリングが好きなライダーの場合、なんとか対策を立てたいと思っているのではないでしょうか。

お尻が痛くなるのは体の上半身の重みがお尻に集中して圧がかかってしまい、血流不良になることが主な原因です。
しっかりと地面に立って足で体重を支えている状態とは違い、全身をお尻だけで支える状態で長時間走行するわけですから、お尻に負担がかかるのは当然です。
シートの形状が体に合っていない場合もお尻が痛くなりますので、今一度シートの形状をチェックしてみることも必要かもしれません。
特にオフロード車やスポーツタイプのバイクは快適な座り心地があまり望めないので、注意が必要です。

お尻が痛くならないための対策

お尻にかかるプレッシャーをできるだけ和らげるためには、ゲルザブなどを使用するのがおすすめです。
ゲルザブというのはゲル入りの座布団のことで、使用することによって座圧が分散し、しかも車体から体に伝わる振動も軽減することができます。
ゲルザブには形状回復性のゴムと流動性のあるゲルの2つの機能を併せ持つ特殊柔軟ゴムが使用されていて、走行中にどんな姿勢をとっても緩やかに体の動きに追従してくれます。
ただし、シート高が若干高くなりますので、ゲルザブを装着することによってライディングポジションがいくらか変化することがあります。

EFFEX(エフェックス)ゲルザブシリーズの中でも特に人気の高い「ゲルザブR EHZ3136」はバイクのシートに巻きつけるタイプですので、さまざまなバイクに装着することができて便利です。
ラウンドデザインでタンデムシートにも装着することができ、価格は税込で11,880円となっています。
シートの幅が広いタイプのバイクにも対応できるように 、エクステンション面ファスナーもオプションで購入することができます。
ゲルザブは公式ストアで購入できる他、Yahoo!ストアや楽天ショップでも購入できます。

こまめな休憩も重要

体圧を分散させるためのゲルザブやインナーを使用するのと並行して、こまめに休憩することも忘れてはいけません。
休憩は40分走るごとに取るのが理想的です。
こまめに休憩することによってお尻の痛みを解消できるだけではなく、体力の消耗を防いだり、バイクのエンジンも休ませることができます。

ツーリングのプランを立てる時に、休憩時間もあらかじめスケジュールの中に組み入れておくと時間に余裕ができて、目的地まで焦って走るような必要もありません。
休憩時には、軽いストレッチをするなどするとより効果的です。
走ることだけをツーリングの目的にするのではなく、途中で休憩を楽しむのもツーリングの醍醐味としたいものです。