スウェーデン発のバイクメーカー
 日本でも根強い人気のバイクメーカーであり、個性的なデザインを好む方から特に高く支持されているのがハスクバーナです。
 ハスクバーナは、もともとスウェーデンの南部にある小さな街の名前なのです。
 1689年にスウェーデン国王カール11世の命令を受け、銃器の工場が作られました。
 これがハスクバーナに関する社史の始まりとなっており、令和の時代でもクオリティの高いモデルを継続的に販売し続けているのです。
 もともと小さな街の名前だったのが、その後ブランドとなりました。
 ハスクバーナという会社はミシンや自転車など、様々な製品を製造していましたが、1903年になって二輪車を手掛けるようになったのです。
徐々に技術力が進歩していく
 1903年になり二輪車まで手掛けるようになったハスクバーナですが、その後徐々に二輪車の製造に関する技術力をアップさせていくようになります。
 当初は簡単な構造の原動機付自転車を作るだけにとどまっていましたが、早い段階から独自でエンジンを開発するようになったのです。
 またスウェーデン軍へ納品したモデルの技術がとても高いと評価され、これがきっかけでハスクバーナという名前が多くの人の耳に届きました。
 その後レースに参戦し、バイク業界にもハスクバーナの名前が広く知られるようになりました。
 ロードレースだけではなくオフロードでも成果を見せることとなり、一流メーカーとして人気を博すようになったのです。
消滅の危機もあったハスクバーナ
 バイクメーカーの中には倒産の危機があった会社もありますが、ハスクバーナについても同様と言えます。
 近年では何度も経営に関して浮き沈みを経験し、消滅をしてしまう恐れもあったほどです。
 倒産の危機もあったハスクバーナですが、何とか乗り越えて今に至っています。
 現在ではKTMの傘下に入り、これによって経営が非常に安定するようになりました。
 ハスクバーナの持つ歴史は大切に守られながら、現在販売されている様々なモデルには新しい息吹が感じられます。
 製品の素晴らしさは数字にもはっきりと表れており、2017年には世界販売台数が3万台を超えるまでに成長しています。
スタイリッシュなデザインが特徴
 ハスクバーナのバイクは、性能の高さも魅力的ですが、デザインの良さが特に注目すべきポイントと言えます。
 国内メーカーが販売しているモデルにはない個性が強く感じられ、他の人が持っていないようなモデルが欲しいという方には特にお勧めしたいメーカーと言えます。
 また様々なタイプのバイクを販売しており、中には取扱がとてもスムーズにできる、女性や初心者にぴったりな製品もあります。
 個性的でかっこいいバイクが欲しい、そんな方はハスクバーナにも目を向けてみるといいでしょう。