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バイク事故を防ぐ方法と心構え

バイク事故発生の予防策の有用性

バイクの事故は運転者に重要なダメージを与えるケースが多い事もあり何とか回避したいものです。
いつ発生するか予断を許さないバイク事故を防ぐため、ライダーはどのような対策を採れるのでしょう。
ここでは警視庁やドライバースクールが勧めるバイクに乗るうえでの安全対策を整理して紹介します。

予防法1……バイクの特性を把握する

最も重要と思われることはバイクの特性を十分わかった上でバイクに乗車する事です。
バイクは他の乗り物と違うため、安全乗車には機器の操作スキルのみならず走るバイクの特性を理解する事が必要です。
もともとバイクは単独では自立できないほど不安定な乗り物で、重いバイクを操作するにはライダーの体力への依存も大きく、路面の状態にも敏感に反応します。
また大型トラックに追い越されればその風圧だけで転倒のリスクも生じます。

走行中の天候の変化で受ける視界の影響やバイク本体に対する力も無視できません。
これらの特性を十分認識して安全運転に勤める必要があるのです。

1.視界に関する特性
視野はスピードが出るにつれて著しく狭くなり、近くのモノさえ見落としやすくなります。
さらに降雨時は晴れた時に比較して極端に視界が制限され、運転操作の難度が高まります。
ヘルメットを被っていることも視野を狭くする要因となります。

トンネルに侵入する際、急に暗くなり目が慣れませんので、この時の明るさの変化にも気を付けなくてはいけません。
急激に明度が変化すると虹彩の調節が間に合わず、明度に順応するために視力が一瞬低下します。
具体的にはトンネルに入ったとき目の前がふっと暗くなり前方のクルマが消えたり、トンネルを抜けた瞬間光を感じて対抗車が消えたりするのです。
これは人体の特性から生じてしまうモノで「溶け込み」と呼ばれる現象で、バイクの場合は特にバランスが悪いだけに路面や対向車などの状況に注意が必要です。

2.走行中のバイクに作用する自然の力
走行中のバイクにはライダーと本体の重さやスピードにより慣性力や遠心力などがかかります。

慣性力はニュートンが見つけた法則で、動くモノはスピードを保って動き続けようとする性質があり、バイクの加速も減速もスピードを一定に保とうとする慣性力に反する事ですので理解しておく必要があります。

遠心力とはコーナリングの際にかかり、バイクは直進しようとしますので、曲がるときに外側に引っ張られる力が作用します。
速度を出し過ぎるとバイクから投げ出されて重大事故に繋がりかねません。
スピードが2倍になると作用する遠心力は4倍に跳ね上がると言われ、カーブの曲がり具合が小さいほど遠心力は拡大されます。

予防法2……バイクのメンテナンスと装備

安全運転のためには日頃のメンテナンスが必要で、特に車検のない250㏄未満のバイクは日ごろのメンテナンスを怠りがちになるため、注意が必要です。
バイクはクルマと違いエンジンや制動部など重要なパーツがむき出しで雨風にさらされているため、点検は念入りにしましょう。

また、ライダーはクルマのドライバーと異なり事故時に身を守ってくれるものがありませんので、装備に気を付けましょう。
特にヘルメットは排気量別に適格なモノを選び、服装は目立つ色で肌の露出が少ないものがベストです。

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