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  3. バイク事故の発生率と危険な時間帯

バイク事故の発生率と危険な時間帯

バイク事故での死亡件数は減少傾向も車に比べ率が高い

2015年のバイク事故の死亡事故件数は460人で1988年の約1600件に比べれば減少しています。
ところが、クルマの事故とバイクの事故の負傷者数に対する死亡者数の割合は、クルマが0.32パーセント、バイクが1.48パーセントとなっています。

つまり人身事故において、バイク事故はクルマの事故の4倍以上の死亡者割合を示しており、クルマに比べバイクははるかに危険であると言えます。
同年の東京都内の交通事故死亡者は約160人でしたが、その内バイクのライダーは40人で、割合は25パーセントも占めています。
歩行者に次いで多く、クルマや自転車を上回っており、バイク利用者自体が他と比較すれば少数であることを考慮すれば数字以上に突出して高いと言えます。

バイク事故の主な原因

バイク事故の主な原因を見てみると、大きく次の3つに分類できます。
1.無理なクルマの追い越し
クルマが前を走る車を追い越す場合は、右側の車線を使う事になるため、あらかじめ大きく視界を確保する事になります。
このため、安全性の確保には慎重になります。
しかし、横幅がクルマの半分程度しかないバイクが前方のクルマを追い越すケースでは事前に車線を変更して前方の視界を確保しなくても、比較的簡単にクルマを追い越す事が可能です。
そのため追い越しの際に無理をして、ギリギリのタイミングで動くとクルマとの接触や巻き込みによる事故が発生する危険があるのです。

2.前方不注意
バイクは安全のために被るヘルメットなどのため、クルマのドライバーに比べると視界が狭いため、安全確認には慎重にならなくてはいけないのですがライダーにその意識が薄いと、前方不注意になりやすいです。
また、対向車線を走るバイクとすれ違う際、ついよそ見をするケースもあり危険です。
前方不注意で起きる事故の代表は追突事故ですが、クルマの追突事故は車両が損壊あるいは玉突き事故という危険がありますが、バイクの追突事故の場合はライダーが投げ出され、重大事故に繋がるリスクが高まります。

3.バイクを煽るクルマの増加
クルマのドライバー側が横を走るバイクに気づいていなかったり、気付いた上でバイクを煽ったりするケースが増えていることも、バイク事故の一因となっています。

事故を起こしやすい年令層と事故の種類

事故を起こした世代では若年層と40代に目立ち、不慣れ、またはある程度熟練したライダーに多いと言えそうです。
種類別ではバイク単独で起こす転倒が最多で、続いて交差点での出会いがしらでの事故が頻発している状況です。

バイク事故の発生しやすい時間帯

2015年までの過去5年の平均で見れば、早朝4:00〜8:00と20:00〜22:00の道路が混みあう通勤・通学時間帯に多く発生していることがわかります。
また、夕方の16:00~20:00の薄暗い時間帯にも一定件数が発生しており、この原因は目がうす暗さに慣れておらず、見えにくい事が挙げられます。

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